相続が発生した時にどういった手続きが必要になりますか?
はい、お亡くなりになった方が名義になっている土地や建物といった不動産の名義を相続された方へ変更する手続きとして相続登記が必要となります。
では、相続登記はどのように行えばよろしいのでしょうか?
はい、まずは相続する不動産についての調査が必要になります。法務局で相続する不動産の登記事項証明書を取得します。土地には地番、建物には家屋番号があります。住所とは異なり複数になっていることもあります。法務局で住所から確認したり権利書や固定資産税納税通知書などから確認することができます。
その次はどうしたらいいですか?
次に相続人の調査になります。遺言書などがない場合は法定相続人全員での手続きとなり、まず法定相続人が誰であるかを確定させるためにも被相続人の出生から死亡までの戸籍謄本が必要となります。本籍地が変わっていたり、結婚・離婚をしていたりすると戸籍謄本・改正原戸籍・除籍謄本など複数の役所での取得をしなければなりません。遠方の場合は郵送も可能ですが、手間や日数がかかります。
難しそうですね。