古い家は売れるのででしょうか?
はい、もちろん大丈夫です。
築年数がたった家でもリフォームや建て替えをされる方もおられますので問題ありません。
そうですか。
知り合いから古い家の場合は更地にしたほうが高く売れると言われたのですが、本当でしょうか?
はい、それは本当です。更地にして売り出した場合、土地の用途が広がって購入希望者様が増えることが多いです。
その結果、高く売れるケースもあります。また、建物を所有しなくなった場合空き家が残っていた場合に起こる倒壊や放火の心配もなくなりますので売主様も安心ですよね。
わかりました。ちなみに更地で売却する際に注意することはあるのでしょうか?
はい、あります。更地にして売却する場合、3つご注意ください。
1つ目、家などの解体費用を出す必要があります。
2つ目、固定資産税の軽減がなくなります。
3つ目、隣の土地の所有者と打合せが必要となります。
以上の3つです。
詳しく教えてもらえますか?
はい、まず1つ目の解体費用は現存の建物を取り壊す費用です。数十万から数百万かかる場合があります。
続いて2つ目ですが、土地は建物を所有していると固定資産税がかかりますが居住用の宅地において200㎡以下の部分は課税標準額が6分の1になるという軽減措置があります。建物を取り壊した場合この軽減措置が受けられなくなります。
最後に3つ目、建物を取り壊す際に隣の土地の所有者と話し合いが必要になりますので注意が必要です。
更地にして売った方がよいのは分かりましたが、現状で売ったほうがいい場合はあるのでしょうか?
はい、その場合もあります。
それはどんな場合でしょうか?
更地にせずそのまま売却したほうがいいのは5つあります。
詳しく教えていただけますか?
はい、1つ目、建物がまだ利用できるビルやRC造などの場合です。
2つ目、古民家など古いことに価値がある物件の場合です。
3つ目、解体が困難な場合です。例えば足場を組む場所がないなどです。
4つ目、解体費用が著しく高い場合です。
最後に5つ目、手元に解体費用がない場合などです。
このような項目に該当する場合には現状のまま売却されたほうが良いかもしれませんね。
わかりました。まずは自宅の状況を確認してみます。
はい、そのほうがいいですね。