※本動画は2021年10月22日に収録したものです。 今後の法改正等により、内容に不具合が生じる場合がございます。
空き家になっている不動産を売却しようと考えているのですが、物がたくさん残っているんです。
そのままではダメなんでしょうか?
買主様が個人の場合、基本的には売主様のご負担で片付けていただく必要があります。
新しく住まわれる方がそのまま使うということはあまりありませんし、空き家の状態でしたら家具や家電の痛みも進んでいる可能性が高いので売主様に片付けていただく必要があります。
そうですよね。せっかく新居に引っ越しても前の所有者の方が使われていたものがそのまま使うのはちょっと。
タイミングとしては売却をスタートされる時に片付けていただいた方が印象もいいです。
ご自身だけで片付けをされるのはかなりの負担になりますので、そういった片付けや撤去されている業者さんに依頼されることをおすすめします。
自分達だけでは無理だと思います。
片付けが大変そうでしたらそのままの状態で不動産会社に買い取ってもらうということもできます。
そのままの状態でもいいんですか?
大丈夫です。不動産会社のなかにはその不動産を買い取り、リフォームしたり、建て直して販売をするところもあります。その工事をする際に合わせて撤去することで費用を抑えて撤去することもできます。
もちろん大切なものが残っていないのかは確認はしていただいた方がいいですね。
この場合、残置物の所有権を放棄し買主による処分を承諾することを売買契約書に定めておく必要があります。
個人の方が買ってリフォームされるときに片付けていただくこともできるのでしょうか?
それも可能ではあるんですが、物がたくさん残っている状態でご売却をされるとあまり印象が良くなく見えてしまいますので、
売却期間や金額に影響がでてしまいやすいです。
なるほど手間をかけずに売りたいなら不動産会社、高値で売りたいなら時間と労力をかけて撤去した方がいいということですね。
そうですね。それと空き家の場合は、雨漏り・シロアリの害などについての契約不適合責任のリスクもありますので、そちらもご注意いただければと思います。
そうですね。どれくらいで売れそうなのか査定していただいていいですか?
もちろんです。査定金額をご確認いただき、どうするのかをご判断いただければと思います。