※この動画は2022年2月2日に収録しました。今後の法改正等により、動画の内容に齟齬が出る可能性がございます。不動産の売却の際は必ず不動産会社にご相談下さい。
現在、自宅の売却を考えているのですが、建物の価値ってどれぐらいあるのでしょうか。
具体的には木造住宅の場合は22年で価値がゼロになるとされています。
建物の構造によって価値がなくなる年数が異なるということですか?
そうですね。考え方として同じ年数が経過しても立地や環境、建物構造によって劣化の度合いは様々です。
確かに木造と鉄筋コンクリート造が同じスピードで劣化するわけないですものね。
そこで築年数から平等に価値を算出するために用いられるのが耐用年数による考え方です。
ちなみに鉄筋コンクリート造の耐用年数は47年です。
47年?木造の22年と比べるとすごい差ですね。
そうですね。なので木造住宅の場合、売却の際に築22年以上経過していると耐用年数が残っていないため、建物としての価値がなく土地のみの価値が残るのです。
なるほど、私の家は築22年以上なので戸建として売却できないのでしょうか。
いえ、耐用年数はあくまで税法上の価値を見極めるための数値のため、築年数が22年以上経っているからと言って売れないということはありません。
そうなんですね。
築年数22年以上の家を売る場合、どのような工夫が必要なのでしょうか?
はい、人が住むうえで構造などに問題がなければ、築22年以上の家も十分に売れる可能性を持っています。
私も現在住んでいますしね。
その中で劣化や老朽化といったポイントは最低限の修繕を行い、とにかく安く住める住宅を買いたいという層をターゲットに売却を検討してみましょう。
そのようなお客様がいるのでしょうか。
実際に安く購入して自分でリフォームをして再利用したいと考えるお客様は少なくありません。
まずはお近くの不動産会社に相談してみてはいかがでしょうか。
わかりました。ありがとうございます。